宮岡永樹と天神さやかによる未発達な店
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向井千惠と宮岡永樹「木々の歌」CD
¥2,200
ジャパニーズ・サイケデリック/即興シーン代表格の一人として長きに渡り世界を魅了し続けてきた孤高のインプロヴァイザー・向井千恵と、欧州・仏のカルト名所〈An'archives〉等からも話題作を送り出してきた若手ギタリストにして、新世代きっての〈P.S.F.〉ラヴァーとして推したい、宮岡永樹 (Yonju Miyaoka)。ここ数年に渡り、世代を超えて交友を深めてきた二人が新ユニット『向井千恵と宮岡永樹』として待望のCDデビュー。 あまりに無垢で自然体な音による 類い稀なるアコースティック「うたもの」アルバム。 国内外においてカルト的な人気を誇り、40年以上に渡って独特のスタイルを貫いている二胡奏者/向井千惠 (Ché-SHIZU)。そして、分水嶺、終古のオミット、サヨ族 等において国内外より静かな注目を集める新人/宮岡永樹 (Yonju Miyaoka)。口に出さずとも何処と無く通じ合う美学と感性のもとに、自然と惹かれ合うこととなった異なる世代の二人の作家は、おだやかで歌心に満ちた演奏と不思議な歌のなかで、世代を超えて邂逅を果たしていくのである。時に鋭くも優しく、みずみずしくも素朴な味わいに満ちた、白昼夢へと誘う微睡みの旅。 文・門脇綱生 (Meditations) ライナーノーツ、坂口卓也、アランカミングス、平山悠 歌詞カード付き 越子草Online shopのみ消費税、送料サービス! track list---- 1.左目の虹 2.まなざしを 3.水音、夜咲く 4.五月雨 5.瑞穂 6.まぢかに 7.名もなき雨 8.木々の歌
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はるのあめ(CD) / くどうなみお Spring Rain / Namio Kudo
¥2,000
素晴らしい傑作!やや現代音楽風のシンプルながら滋味深いピアノと、さりげなく、強い意志を感じさせるボーカル。名作。ゲスト参加の工藤冬里のバイオリンも素晴らしいです。
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FEECO Vol.4 Voices from japan' issue
¥1,500
詳しくはvol.3の商品説明欄に書かれていますが、越子草スタッフ激推しの雑誌"Feeco vol.4"です! vol.4は、CDr付き! 132 pages A5 full-color cover and black text, with 5 songs CDr around 80% bilingual JP/ENG (80%くらい)日英表記 米独在住アーティストからコロナ禍中の生活を教えてもらった前号に続き、今号は日本在住者/日本発のインディ・アートを特集。寡黙な態度でSF的音響作品を日々録り続けるformer_airlineこと久保正樹と、自主レーベルSeal Poolのオーナーにして日本随一のNurse With Woundコレクターであるジョン・ポデズワの二人にインタビューを敢行。寄稿は久保正樹によるPhewのディケイド瞥見、前号にも登場したアーロン・ディラン・カーンズによる原田浩作品評、患者mono(SEGUE-4)によるquoree『鉛色の街』を例示したhyperpop~合成音声音楽論、溝口による"メモラビリア"漫画の4本立て。その他特集記事はThe Hairとあいさとう、完全自主運営インディ・バンドとしてのSCOOBIE DO(全アルバムレヴュー付)、加藤デビットホプキンズ『Rumors of Noizu』とフランスの復刻レーベルAn'archivesからみる日本アンダーグラウンド史と言説の輸出、プラグマティストとしての色川武大とボイド・ライス、21世紀になるとともに姿を消した音楽家シジマ、2012-2021のディケイドに生まれた日本発個人的音楽25選。5曲入りCDr付。 Continued from the previous issue, FEECO vol.4 has the voices of artists who are living through the pandemic. I interviewed a couple of artists who live in Japan and in line with it, all the other articles are about arts of Japan in this issue. I took an interview with two artists. One is Masaki Kubo aka former_airline who is a home recording artist. The other one is the owner of Seal Pool label, John Podeszwa, who is one of the biggest Nurse With Wound collectors in Japan, has been living in Osaka for nearly 25 years. This issue also has very good contributions. Masaki Kubo talks about Phew who is the legendary Japanese 'home recording' punk rocker. Patient mono, the member from a music unit, SEGUE-4, reviews quoree's Namariiro No Machi, which is at the forefront of singing synthesizer music. Aaron Dylan Kearns, who appeared in FEECO vol.3, writes about the films of Hiroshi Harada who is an icon on Aaron's aesthetics. Mizoguchi draws her "memorabilia" short comic. The other articles: The Hair, SCOOBIE DO, Kato David Hopkins's Rumors of Noizu, the importance of bringing the history of Japanese underground music to overseas with a French reissue label, An'archives. Also the issue has a disc guide to the most notable albums from Japan that had appeared on this decade. The 5 songs CDr is included as a bonus. 5 songs in CDr [former_airline, masara angata, Yonju Miyaoka, Philip Sanderson, SEGUE-4] INTERVIEW① 久保正樹 Masaki Kubo aka former_airline INTERVIEW② ジョン・ポデズワ John Podeszwa (Seal Pool) CONTRIBUTION アーロン・ディラン・カーンズ 「原田浩『二度と目覚めぬ子守歌』と『少女椿』について」 The Death Lullaby & Midori by Aaron Dylan Kearns 久保正樹「Phewのここ10年とこれから」 Phew's last decade and coming days by Masaki Kubo 患者mono 「密やかにデバッグされる世界」– quoree『鉛色の街』 The music quietly debuggs the world by Patient mono (4/7 2022 著者のブログにて補論が公開されています。単体の読み物としても充実していますので、こちらも是非一読を) 溝口 NM/EX- (disc/sleeve) by Mizoguchi Contents その他記事 消えた音楽家シジマ 何がどうなってどこから来たのか Exporting Japanese Underground history Rumors of Noizu, An'archives [独り言]アナーキー、人目を気にしてどうなるのか 玄人(バイニン)的プラグマティズム 色川武大、ボイド・ライス 未来があいさとうを見つけたら The Hair, Ai (Geno) Sato and future mods スクービードゥーは自分たちのプロフェッショナルだ!! SCOOBIE DO the perfect unstable life style ディスクガイド・日本発個人的音楽二十五連 2012-2021 DISC GUIDE : 25 actions from Japan 2012-2021
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FEECO Vol.3 DOOMSDAY ISSUE
¥1,200
Feeco Vol.3, Vol.4 は、知る人ぞ知るを求む文化愛好家にはお薦めの音楽メインの雑誌です。 若者はスマホ?、年ゆく者は老眼に悩まされるこの高齢化社会ですが… ロック・マガジン、G-modern、パラレル通信などの過去の偉大な音楽雑誌、ミニコミZINを彷彿とさせる、個人編輯とは思えないほどの内容の一冊です。ー あたりまえの事ですが、これは、商業誌などに散見される"売るために" 盛る、情報作戦する、などということには無縁です。 この現代に於いて、純粋に好きな物や好きな人,文化をひたと紹介し、世界と日本、過去と現在、未来を繋ぐ役割の一旦を担っていると思います。 知られざる情報に歓喜するのみならず、登場人物や書き手の抒情性や価値観に共感や深い気づきをもたらされました。 本来、全てがそうであるように "この人 - これ - ここ - でしか得られない感覚が、確かに宿っています。 久しぶりに、新しく本が読めて、心の深い所を揺さぶられ、惹き込まれました。 現状においてはマニア的となってしまっている音楽や本、映画などが好きな紙媒体 活字中毒者 は願わくば…必読です。 今日にこのような素晴らしい本がごくごく少数部発行で人知れず埋もれてしまうのは、惜しむべきことです。 インターネット発生以前よりもっと深刻に国内でバラバラになりそれぞれが孤立してしまっているこのアンダーグラウンドシーンを深いレヴェルで共有して繋がれれば幸いです。(文・宮岡永樹) このご時世なので殆ど少数部しか制作されていなかったものを、平山氏のご厚意により越子草にて僅かながら追加制作させて頂きました。売れ行き次第では、既に絶版となっている1,2号の復刻も叶えたい所存です。 -----以下タコシェ様より転載(やや改変) ディスクガイドに載らないニューウェイブ名盤カタログ"Season In The Dawn"、"ナース・ウィズ・ウーンド評伝"の著者・平山悠氏が編集、取材、執筆etc.を行う雑誌『FEECO』(不定期刊)第3弾。 コロナウィスルの感染拡大中に行われた、アーティストのインタビューを中心に構成。 世界各地で、それぞれが直面する状況を聞き取ったうえで、これまでの作品ならびにコロナ禍の創作についてインタビューしています。 NTERVIEW 1 Aaron Dylan Kearns 97年生まれ、米国アトランタ在住のヒューマニスト映像作家アーロン・ディラン・カーンズ。パンデミック下の集合住宅内の自室と地下室で、原田浩、東京グランギニョル、ゲロゲリゲゲゲらの昭和的退廃を実験映画型爆弾として再構築する。 INTERVIEW 2 Mary Ocher ロシア系イスラエル人として生まれて湾岸戦争のさ中にイスラエルへ移住、現在はベルリンとハンブルクを拠点にするアーティスト、マリー・オーカーに2020年のベルリン・ロックダウンと、COVID-19が浮き彫りにしたものを尋ねる。 INTERVIEW 3 Tiny Tim’s documentary, King For A Day and short interview of Justin Martell (Ship To Shore PhonoCo) トッド・フィリップスの描くジョーカーで笑いたかった人・笑えなかった人が見るべき真のエンターティナー、タイニー・ティムの絶頂と凋落を綴ったドキュメンタリー『King For a Day』公開を記念して、同映画プロデューサーでありタイニーの伝記著者、さらに和モノ~VGM~映画サントラ復刻レーベルShip To Shore PhonoCO.共同設立者でもあるジャスティン・マーテルにインタビュー。 その他収録記事 River of Diamonds Photon Touch Ritual things from Japanese Underground Collage and memories Ripped and Torn – The Loudest Punk Fanzine 1976-1979 Tony Drayton パンク・ファンジン史『Ripped and Torn』 The New Psychedelia Ghost Funk Orchestra, Soft Power, and other monochromatic arts 白黒は新しいサイケデリア Film review:The Ballads of Shirley Collins ドキュメンタリー『ザ・バラッド・オブ・シャーリー・コリンズ』 Return of David Jackman aka Organum デヴィット・ジャックマンの帰還 ライフログとしてのノイズ Corpse Flayed by Josh Simmons ジョシュ・シモンズ 生存者のための黙示録 Inanis Yoake イナニス・ヨアケの新たなネオフォーク The arts of Nick Blinko and Rudimentary Peni’s brand new chaos ニック・ブリンコ画集・Rudimentary Peni新譜記念特集 A5判116pages Japanese/English 表紙イラストは、インタビューで登場する Aaron Dylan Kearns. マスト!